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重賞分析 京王杯2歳ステークス2026

投稿日:2026年11月5日 更新日:

結論 このレースは買う

今週の東京は京王杯2歳ステークス。11月7日の土曜、東京の芝1400。G2。第62回。俺が印を打つ範囲のレースだ。

先に書いておく。今回は使う数字を絞った。人気、枠、馬番、間隔、前走の格、前走の着順、前走の距離、前走の4角通過順、このレースの4角通過順、騎手、配当。どれもJRAが発表しているものだけである。

結論から言う。このレースは2つの条件で足りる。

1つ。10月に走ってきた馬を捨てる。前走からの間隔が35日以下だった57頭は、過去10年で1勝しかしていない。

2つ。前走が未勝利戦か1勝クラスだった馬を捨てる。この50頭は0勝である。

この2つを重ねると、延べ134頭が58頭になる。そこに10年の勝ち馬10頭のうち9頭が入る。1年あたり5.8頭。18頭立てのうち6頭だけ見れば済むレースだ。

ただし去年、この型は崩れた。そこも後で正直に書く。

10年の形 上は固い。だが下が抜ける

まず全体を見る。2016年から2025年の10回。すべて東京の芝1400、G2、2歳。場替わりも距離変更も無い。延べ134頭。取消・競走中止はゼロ。三着内は30頭である。

表1 過去10年の勝ち馬(東京芝1400・G2)
年 出走 勝ち馬の人気 勝ち馬の単勝(円)
2016年 13 3 740
2017年 11 1 180
2018年 8 2 370
2019年 10 1 210
2020年 18 2 300
2021年 14 8 1,640
2022年 18 10 5,100
2023年 12 1 320
2024年 14 8 2,100
2025年 16 1 180

勝ち馬の確定人気を並べる。3、1、2、1、2、8、10、1、8、1。

前半5年は1〜3番人気しか勝っていない。後半5年で8番人気が2回、10番人気が1回ある。2022年のオオバンブルマイは単勝5,100円。三連単は2,221,830円まで伸びた。

このレースは2つの顔を持っている。1番人気が素直に勝つ年と、二桁人気が突き抜ける年。どちらも10年のうちにある。だから人気だけでは決まらない。

4〜5番人気は勝てない。だが三着には来る

表2 人気帯別の成績(延べ134頭)
人気 出走 1着 3着内 複勝率(%) 単回(%) 複回(%)
1番人気 10 4 6 60.0 89.0 73.0
2~3番人気 20 3 5 25.0 70.5 46.0
4~5番人気 20 0 9 45.0 0.0 125.0
6~9番人気 39 2 7 17.9 95.9 94.4
10番人気以下 45 1 3 6.7 113.3 69.3

1番人気は10頭4勝。勝率40.0%、複勝率60.0%。強い。だが単勝回収率は89.0%、複勝回収率は73.0%。当たるが増えない。

面白いのは4〜5番人気だ。20頭で0勝。10年間、一度も勝っていない。それでいて三着内が9頭ある。複勝率45.0%、複勝回収率125.0%。10年で複勝が100%を超えたのはこの帯だけである。

勝てないが三着には来る。この形は複勝とワイドの対象であって、単勝の対象ではない。券種を間違えると、同じ馬で損が出る。

10番人気以下は45頭で1勝、三着内3頭。複勝率6.7%。単勝回収率113.3%は2022年のオオバンブルマイ1頭が作った数字だ。この1頭を抜けば回収率は0になる。二桁人気は毎年買う対象ではない。

間隔 10月に走ってきた馬は来ない

ここがこのレースの一番太い線だ。

表3 前走からの間隔別の成績
間隔 出走 1着 3着内 複勝率(%) 単回(%) 複回(%)
21日まで 25 1 3 12.0 7.2 31.6
22~35日 32 0 2 6.2 0.0 13.1
36~63日 43 5 13 30.2 187.2 140.5
64日以上 32 4 12 37.5 90.9 115.6

※ 間隔が記録されていない2頭(2017年・2020年。いずれも十着)を除いた132頭の集計。

35日以下の57頭は10年で1勝。三着内5頭。複勝率8.8%、単勝回収率3.2%、複勝回収率21.2%。買えば8割が消える。

なかでも22〜35日の32頭は0勝、三着内2頭、複勝回収率13.1%。ここは壊滅している。中3週から中5週。いちばん自然に見えるローテーションが、このレースではいちばん来ない。

36日以上の75頭は9勝。三着内25頭。複勝率33.3%、単勝回収率146.1%、複勝回収率129.9%。単複ともに100%を超える。

今年のレースは11月7日。間隔36日以上ということは、前走が10月2日以前ということだ。10月3日以降に走った馬は、この10年の数字では対象にならない。

理由を書く。2歳の11月に間隔を取れている馬は、夏の新潟・札幌・小倉で賞金を持ってきて、休ませる余裕のある馬である。10月の東京・京都開催から詰めて使ってくる馬は、そこで権利を取れなかったか、もともとこの路線に乗っていない馬だ。間隔は陣営の自信を映している。間隔という数字そのものが走るわけではない。

前走の格 未勝利戦と1勝クラスから勝ち馬が出ていない

表4 前走のクラス別の成績
前走のクラス 出走 1着 3着内 複勝率(%) 単回(%) 複回(%)
前走オープン 62 8 20 32.3 63.5 101.8
前走新馬 20 2 4 20.0 360.0 122.5
前走1勝クラス 15 0 2 13.3 0.0 65.3
前走未勝利 35 0 4 11.4 0.0 34.6

前走が未勝利戦だった35頭は0勝。前走が1勝クラスだった15頭も0勝。合わせて50頭。10年で勝ち馬ゼロ、三着内6頭である。単勝回収率は両方とも0.0%だ。

勝ち馬10頭の前走は、8頭がオープン(重賞・リステッド)、2頭が新馬戦だった。未勝利を勝ち上がってすぐここに来た馬は、10年で一度も勝っていない。

そして前走新馬戦の20頭。ここが2勝で、単勝回収率360.0%。2022年のオオバンブルマイと2024年のパンジャタワーがここから出た。どちらも8番人気以下である。

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